九州縦断3~肥薩線・吉松駅・キハ40~
前回 の続き。大隅横川駅から乗車した列車は吉松経由都城行き。吉松駅から吉都線という路線へ直通して都城駅まで走ります。途中の吉松駅では20分ほど停車。
吉松駅
吉松駅に到着。肥薩線と吉都線の接続駅となり、構内はかなり広いのですがそのあたりの話はまた後日。ホーム上屋は古いレール組で美しいものとなっています。
こちらはホームにあったサボ棚。サボというのは列車の行先などが書かれた札で、側面にささっているもの。現在の幕式のものや電子式のものができる前はあたりまえに使われていたのですが、今はもう数少なくなっています。
駅名標。3方向へ分かれていて、これから向かう吉都線は「つるまる」の方です。
九州キハ40
ここらへんでキハ40の話もしておきましょう。ローカル線といえばこのディーゼルカー。ですが国鉄時代末期とはいえ40年以上走っているので、全国で数を減らしています。
車番。
こちらが先ほど話したサボ。吉松から都城へ行くことをあらわしています。
大隅横川駅発車時点ではこのようになっていましたが、吉松駅で交換されたようです。交換も手際の良いもので、ホーム反対側についているサボは車内から扉を開けて交換していました。
JR九州のキハ40は基本的にこの色となっています。
キハ147はキハ47のエンジンを交換したもの。乗り比べてみるとエンジン音が少し静かになっていました。
このあと吉都線に乗って都城へ。都城からは日豊本線で宮崎駅まで行きそこで宿泊。2日目は日南線です。