前回 の続き。別府駅から特急ソニックに乗車して小倉まで戻ってきました。

415系

ちょうど下関から415系がやってきました。こちらは車体がステンレス製の新しいやつ。JR九州の交直両用電車は国鉄形の415系しかないので、関門トンネルを通る場合は必ずこの電車へ乗ることになります。

門司駅

小倉駅からひと駅隣の門司駅にやってきました。この駅が関門トンネルの入り口になる駅で、昔はブルートレインの機関車を付け替えたりしていた駅です。今でもJR西日本とJR九州の境界駅として、重要な役割を担っています。

広いホーム

門司駅ホームの上屋。きれいなレール組。

交直切り替え試験

下関行の415系がやってきました。電車の電気が消えているのは、交直切り替えのテストをしているから。いったん電源をすべて落とし、車両のほうの回路を交流から直流へ切り替えているところです。実際に切り替わるのは関門トンネルのあたりですが、走っている途中に切り替わらないというトラブルが発生すると大変なので、このようにテストをしてからトンネルに入るそう。

信号

信号というより表示です。港は門司港、関は関門トンネル方面ほ示しています。

長いホーム

今では無用になってしまった長いホーム。過去の繁栄の光景が思い浮かびます。あ、今でも朝夕ラッシュ時は10両程度の普通列車が走っているみたい。

直

暗いですが、ホーム先端には「直」注意と書かれた表示があります。交直切り替えの区間であることがよくわかります。

415系

最後に、現在の関門海峡のヌシ、415系を。こちらは車体が鋼製のもので、形は113系等の国鉄近郊型電車とほぼ同じ。この形式のほかは、JR貨物のEH500しか通らない関門海峡、415系もだいぶと古くなっているので、後継車両がどのようなものになるのか気になるところです。

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