前回 の続き。十二湖駅で下車して向かったのは名のとおり十二湖。駅前からバスが出ており、リゾートしらかみの発着時刻とはうまく接続しています。

十二湖

十二湖は世界遺産の白神山地の北、青森県深浦町の大地に点在する33の池の総称で、大崩という山の展望台から見ると12個の池が見えることからその名前が付けられています。

火山活動によってできたこれらの池のなかでもっとも有名なのが「青池」。青インクを垂らしたような澄んだ深い青色が特徴の池です。

バスが着く奥十二湖バス停から歩いて青池を目指します。といっても10分も歩けば着く距離です。

鶏頭場の池

歩いて最初に見えてくる池は鶏頭場の池。鶏の頭のような形をしていることからこの名がついたそうです。

青池

青池

そこから5分ほど歩くと青池に到着。

青インクを垂らしたような池

こちらが青池。青インクの色というのは納得、とても深く濃い青色です。

池の水は透明だけどこんな色になるのは水に含まれる物質や池の深さが関係あるとか言われていますが、詳しくはわかっていないようです。

ですが調べてみると、水そのものがきれいすぎて青く見えるという青森県の研究結果 が出てきました。

この青池、よく見てみると魚もいます。魚がいるということはプランクトンなどの微生物もいるはずです。自然って不思議ですね。

ブナ森

青池周辺はブナの森になっていて、空気がとてもきれい。

このあと周辺を歩き回りましたが、青池の隣にあり、同じく青い水が特徴の沸壺の池ではなんかの撮影をしてる人たちが…占領するなら閉めるなりしてほしい…

バス停そばにはお土産屋さんもあり、観光には困りません。しばらく待つとバスがやってきました。

リゾートしらかみ

十二湖駅から乗車するのはリゾートしらかみ3号。今度は今見てきた「青池」編成です。

青池編成

同じHB-E300系ですがこちらの方が古く、塗装もあまりされていません。

こちらの乗って弘前まで行きます。

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