前回 の続き。金木から乗車した列車は終点の津軽五所川原駅に到着。

ワム5 列車を降りて、ホームには小説「津軽」の一節が掲示されています。ん?よく見るとこの後ろ、貨車ですね。それも木造の有蓋車。

これ以外にも、駅構内にはさまざまな貨車や車両が留置されていました。

キハ

ボロッボロのこの車両は気動車。キハ22形22070と書いてありました。この状態だとどうしようもなさそうですが、展示なのでしょうか。

トム

こちらは無蓋貨車のトム1型。3両留置されている屋根なしの貨車で、こちらは現役なのだとか。「ト」は無蓋車であることを表しています。備忘録として今度車両の表記まとめでもしておこう。

車軸が2つで木造の貨車が現役とは驚きです。

キ100

こちらはラッセル車のキ100形。元国鉄の除雪車です。この車両単体では走行できないため、機関車の前に連結して走行します。今でもたまに使われているみたいです。

屋根の上にあるミサイルみたいなものは圧縮空気のタンク。可動部はすべて圧縮空気で動かします。

ワイパーの代わりとなる旋回窓が目のようなので、お隣の弘南鉄道ではキャラクター化されてました。

タム501

こちらも現役では珍しい2軸のタンク貨車。ディーゼルカーの燃料を運んだりしていたみたいですが、今ではイベント用です。

客車

ナハフだから客車。今は使われていないよう。

オハ

オハ45、元国鉄の客車で、ストーブ列車の客者として活躍しています。

機関車

ディーゼル機関車もいました。ストーブ列車のけん引機として知られています。

津軽五所川原

駅出口

なんとも言えない出口ですね。有人駅でも列車から降りるときに運賃を支払うので、ただの出口です。

駅窓口

五所川原は有人駅。窓口できっぷやグッズを購入できます。使用済み硬券のセットも発売していました。小さな鉄道会社なので、路線維持のため乗車以外にもお金を落としていきたいところです。

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