前回 の続き。青海川駅を後にして次の目的地は越後湯沢。

ほくほく線

犀潟駅から北越急行ほくほく線に乗車します。犀潟から越後湯沢までをほぼ直線で結ぶほくほく線ですが、北陸新幹線ができるまでは金沢まで特急はくたかが160km/hで爆走していた路線でもあります。現在はただのローカル線のようになっていますが、線路が良いのと駅間が長いため、110km/h運転も行っています。そのため乗っているとまあ速いこと。

ほくほく線

犀潟駅に入線してきたほくほく線の電車。列車はすべて直江津駅発になっています。

クロスシートの車内

車内はデッキ付きのクロスシート。少し狭いのとリクライニングできないのを除けばほぼ特急みたいなものです。最初の方は空いていましたが、途中から高校生がたくさん乗車してきました。

いなほ

車窓より。さすが米どころ新潟といったところ。

越後湯沢

越後湯沢駅

乗車時間1時間15分程度で越後湯沢駅に到着。

旧式駅名標

到着直前にチラッと見えたのでホームの端に行ってみると、国鉄時代の駅名標が残っていました。日本語ももちろんいいんだけど、このローマ字がたまらない!今や貨物列車ぐらいしかここまでの長さになる列車はありませんが、この駅のみどころじゃないでしょうか?

長いホーム

かつては上野発の北陸や青森へゆく寝台列車や長い編成の特急が停車していた越後湯沢駅ですが、現在在来線は2両ほどの普通列車のみが停車するローカル駅。長いホームが過去の繁栄の証拠となっています。

駅舎

上越新幹線の駅でもあるので駅舎は大きめ。冬のスキーシーズンにはとても賑わいます。

へぎそば

温泉に入ろうかと思いましたが雨が降ってきたので駅にとどまり、長岡方面の列車を待ちます。そのあいだにいただいた夕食は新潟県の魚沼地方名物の「へぎそば」。つなぎに海藻を使用しているのが特徴で、ひと口分ずつ巻かれているのも特徴です。「へぎ」というのは四角い木の器のことだそう。

出雲でそばを食べたときも思いましたが、良いそばって普段食べるものとまったく違うものなんですよね。食も旅先での楽しみです。そして食後には関東らしくそば湯もでてきました。

おなかも満たしたところで長岡方面の列車がやってきました。この日の宿泊地は長岡です。

長岡駅

長岡駅

しらゆき

新井行き

長岡駅には信越本線特急しらゆきもいました。E653系といえばフレッシュひたちのイメージですが、交直両用車であることを生かして新潟地区で活躍しています。この特急、もと信越本線・現えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインにある「新井」という駅まで行くみたいですが、途中はなにかあるのでしょうか?直江津あたりまでの通勤特急?

長岡駅駅舎

長岡駅も上越新幹線の駅。けっこう人も多かったです。2日目はここで宿泊、3日目は只見線です。

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