前回 の続きです。下泉から千頭駅にやってきました。千頭駅のホームには、先ほど撮影したSL急行がいました。機回しはこれからのようです。

C10型機関車

SL 小型のC10形機関車ですが、横からみると立派な動輪をもっています。

編成

茶色一色の客車でそろえられた美しい編成。

c10

向こうのホームにいるのは特急トーマス号。客車列車が並ぶ風景なんて、他の場所では見ることができません。

区名札

所属を表す金文字が黒い車体に輝きます。「新」は新金谷。

石炭

運転室をのぞくと石炭が。炭水車が分かれていないタンク式の機関車なので、運転台のすぐ後ろに石炭があります。

客車と

おとなりのトーマス号へ乗客が乗り始めました。ヘッドライトを灯したSLを賑わうホームとともに。

EL

トーマスの補機E102。1949年製のデッキ付き機関車で、大井川鉄道生え抜きの車両。客車にお客さんが乗り込むいい風景。

ライト

隣のトーマス号が発車しました。SL急行側のE101のヘッドライト、奥に見える黒煙がトーマスの吐く煙。

このあとC10が機回し、転車台で方向転換をしたあと、いよいよSL急行へ乗車します。

SL急行かわね路号

オハフ33

今回乗車したのはオハフ33 215。最後尾の7号車でした。

オハフ33

この客車は1941年製。なんと太平洋戦争のはじまった年です。客室はニス塗り、白熱電球でレトロな雰囲気。ほかの客車は蛍光灯になっているらしく、またまたいい客車に当たりました。

表示 三等車 灰皿

灰皿が残されていますが、もちろん現在は禁煙。

ときどき汽笛を聞きながら1時間20分程で終点の新金谷駅に到着。

座席

降りる前に座席の写真を一枚。

オハ33

隣の客車は蛍光灯で、扇風機もついていました。これはこれで良き。

新金谷

EL、トロッコ、SL。2日でかなり濃い体験をできました。次回は普通列車について書いていきます。

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