静岡レトロ私鉄10~天浜線・三ヶ日駅、金指駅~
前回 の続きです。今回は列車行き違いの時間で見学した特徴ある駅舎2つについてです。
三ヶ日駅
最初は三ヶ日駅。みかんで有名な地名です。
この駅はなんと駅舎の床が板張りという、珍しい駅。歩くたび軋みますが70年以上耐えてきたのだから大丈夫。
駅員さんがいる大きめの駅で、利用客もそれなりにいました。
金指駅
次は金指駅。外へ出るにはいちど線路を渡る必要があり、また駅舎は1段低くなっています。
そのため、こんな見上げるような角度で列車を撮れます。
この駅の特徴はSLの給水塔が残っているところ。天竜二俣のものよりは少し小さめでしょうか。
駅名標
島式ホームの上屋は両側にベンチがあるため、おもしろい形をしています。
ちょっとタイミングを逃したのでこちらで紹介。湘南色の天浜線気動車です。新所原駅から最初に乗ったのがこれでした。
「静マタ」は静岡・二俣車両区の表記。国鉄の気動車にはこう書かれていたのかな?
車内はボックスシートメイン。青色の座席が国鉄っぽい。
そしてもうひとつ。こちらは浜名湖佐久米駅でのこと。この駅は浜名湖の湖畔にあり、地元の人たちがエサをやったりしていることから、ゆりかもめがたくさん集まってくる駅として有名です。車内からも停車中、こんな写真が撮れるほどたくさんのゆりかもめがいました。