前回 の続きで、3つ目は先日(2020.3.20)役目を終えた旧原宿駅舎。

原宿駅舎

上の写真にある旧原宿駅舎は1914年(大正13年)竣工、東京都内最古の木造駅舎でした。柱が表面に出ているこの様式はハーフティンバー様式呼ばれていて、イギリスに多いそうです。

原宿駅舎

風見鶏のついた尖塔は旧駅舎のシンボル。

原宿駅舎

ちょっと引いてみてみると、明治神宮の森ともよく合っています。

原宿駅舎

原宿駅舎

入口付近の飾りガラス。

原宿駅舎

表参道口の改札。日曜の朝8時台ということで、人もまだあまりいませんでした。

原宿駅舎

こちらが新駅舎。旧駅舎とは全く違う近代的な建物になっています。

原宿といえば人だらけの竹下通りや明治神宮など観光客も多く利用者が多い駅です。あれだけの利用者をさばくには確かに旧駅舎では狭すぎるので新しい駅舎になるのは理解できます。でもこの旧駅舎、本当に解体してしまっていいのでしょうか?せっかく原宿のシンボルとして知られているのにただ解体はもったいないように思います。置物を置くよりか儲かるものを建てたい土地であるのはわかりますが、何らかの形で駅舎を残していってほしいです。

発表ではオリンピック終了後に解体とあり、オリンピックが延期となったとしても予定は変わらずこの秋頃解体となりそうです。

⤧  Previous post 東京散歩2~明治生命館~ ⤧  Next post 東京散歩4~上野の国立博物館~